学習院大学にて開催された,量子ICTフォーラムの2024年度定時社員総会に技術担当理事(業務執行理事)として参加し,また,特別講演会にて「量子コンピュータ技術の展望」の講演をさせていただきました.
以前、本フォーラムにて掲載された私の記事「イジングマシン技術と応用、産学連携の鍵とは?」はこちらです.
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科 田中宗研究室
学習院大学にて開催された,量子ICTフォーラムの2024年度定時社員総会に技術担当理事(業務執行理事)として参加し,また,特別講演会にて「量子コンピュータ技術の展望」の講演をさせていただきました.
以前、本フォーラムにて掲載された私の記事「イジングマシン技術と応用、産学連携の鍵とは?」はこちらです.
慶應義塾大学理工学部機械工学科の村松研究室,フィックスターズとの共同研究論文がScientific Reportsに掲載されました.イジングマシンによる構造最適化に関する研究です.
Development of optimization method for truss structure by quantum annealing
Rio Honda, Katsuhiro Endo, Taichi Kaji, Yudai Suzuki, Yoshiki Matsuda, Shu Tanaka, and Mayu Muramatsu
Scientific Reports, 14, 13872-1-13 (2024). [link]
慶應義塾大学理工学部機械工学科・村松研究室,株式会社フィックスターズとの共同研究です.
量子アニーリングや関連分野の研究者が一堂に集まる国際会議Adiabatic Quantum Computing (AQC) 2024に参加しました.当研究室からは2件の口頭講演,9件のポスター講演を行いました.また,当研究室の金井博志(修士2年)がパネルディスカッションのパネリストに選ばれ,量子アニーリングやイジングマシンの研究に関する様々な議論を交わしました.
慶應義塾大学理工学部機械工学科の村松研究室,フィックスターズとの共同研究論文がPLOS ONEに掲載されました.量子アニーリングマシンやイジングマシンにおける実数値表現に関する研究です.
Novel real number representations in Ising machines and performance evaluation: Combinatorial random number sum and constant division
Katsuhiro Endo, Yoshiki Matsuda, Shu Tanaka, and Mayu Muramatsu
PLOS ONE, 19, e0304594-1-19 (2024). [link]
慶應義塾大学理工学部機械工学科・村松研究室,株式会社フィックスターズとの共同研究です.
当研究室の金井(修士2年),山下さん(卒業生)の論文プレプリントをarXivにアップロードしました.株式会社リクルートとの共同研究です.
Hiroshi Kanai, Masashi Yamashita, Kotaro Tanahashi, Shu Tanaka, “Annealing-Assisted Column Generation for Inequality-Constrained Combinatorial Optimization Problems,” arXiv:2406.01887
当研究室卒業生の山下さん,修士1年の阿部が,情報処理推進機構2024年度未踏ターゲット事業(量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発分野)に採択されました.「機械学習を⽤いた次元圧縮&QUBO構築によるアニーリングマシン向け計算補助ミドルウェアの開発」と題するソフトウェア開発を行います.
私たちの研究室の服部君(現在博士1年、参加当時修士2年)が参加した,NICTの量子ICT人材育成プログラム(NQC)「探索型」の座談会の様子が掲載されました.[link]
特任助教の菊池脩太のインタビュー記事「博士課程の期間は自分自身を振り返る機会に」が掲載されました.私たちの研究室で社会人ドクターとして研究を行い,その後,アカデミック職へ転職したキャリアパスについて詳しく述べられています.[link]
国立台湾大学のGoan先生のグループの大学院生のLiuさんとHuさんが短期で慶應義塾大学量子コンピューティングセンター (KQCC) に滞在し,私の研究室とアニーリングによる最適化に関する共同研究を進める計画です.今日はお二人の研究のお話を聞き,大変刺激的でした.
PIVOT公式チャンネルの動画「【日本発・量子アニーリングを徹底解説】世界の難問を解決する技術/「量子ネイティヴ」よりも「量子バイリンガル」が必要/日本での量子アニーリング研究の現状【EXTREME SCIENCE】」に,准教授の田中が出演しました.量子アニーリングやイジングマシンについて,いろいろな角度からの対談です.[link]