田中宗研究室の簡単な紹介
田中宗研究室では、量子最適化を中心とする理論および応用研究を、企業や研究機関、国内外の大学と緊密に連携しながら推進しています。主な研究対象は、量子アニーリングおよびイジングマシンに関する基礎研究・応用研究であり、具体的には、ハードウェア開発の基盤となる理論的研究、ソフトウェア実装につながるアルゴリズム構築、ならびに量子アニーリングやイジングマシンを活用した新たなアプリケーション創出に取り組んでいます。さらに近年では、ゲート式量子コンピュータやテンソルネットワークに関する研究にも対象を広げています。田中宗研究室では、統計力学や量子力学といった現代物理学を基盤としつつ、情報科学・情報工学・数理工学の知見を横断的に活用し、研究に取り組んでいます。
田中宗研究室は2020年4月に開設され、同年12月に第1期生の研究室配属が決定しました。2021年4月より第1期生が研究活動に参画しています。以降、研究室所属メンバーが在籍している各年度において、当研究室に所属するすべての博士課程学生(社会人ドクターを含む)、修士課程学生、ならびに学部4年生が、国際会議発表または国内学会発表を経験しています。
教授の田中宗は、研究開発拠点形成を行うことを目的とした大型国家プロジェクトとして、以下に従事しています。
- JST COI-NEXT「サスティナブル量子AI拠点(SQAI)」の慶應義塾大学の研究開発責任者
- これに基づき、慶應義塾大学サスティナブル量子AI研究センターを設立し、センター長を務めております。
- WPI「慶應義塾大学ヒト生物学-微生物叢-量子計算研究センター(Bio2Q)」の副拠点長
教授の田中宗は、研究開発を行うことを目的とした大型国家プロジェクトとして、以下に従事しています。
- 内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進」における「量子・古典ハイブリッド基礎アルゴリズム構築とテストベッド利用環境整備に関する研究開発」の代表
- NEDO「量子・古典ハイブリッド技術のサイバー・フィジカル開発事業」における「量子・古典ハイブリッド技術の活用を加速する共通ライブラリ基盤の研究開発(ブラックボックス最適化共通ライブラリの研究開発)」の代表
- 文部科学省委託事業「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」の「人材育成プログラム」における「量子人材を創出するエコシステムづくり」の慶應義塾大学の研究開発責任者
- 環境省「地域資源循環を通じた脱炭素化に向けた革新的触媒技術の開発・実証事業」の慶應義塾大学の研究開発責任者
- 文部科学省委託事業「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」の「知的量子設計による量子ソフトウェア研究開発と応用」の研究メンバー
田中宗研究室の現在の研究を象徴する研究キーワードは、量子最適化、量子アニーリング、イジングマシン、ゲート式量子コンピュータ、テンソルネットワーク、統計物理学、量子力学、計算物理学です。
慶應義塾大学・理工学部の1年生や物理情報工学科2年生・3年生の皆様へ
当研究室に興味がある方は、ぜひ、教員(田中宗)までメールで連絡してください。メールアドレスは、shu.tanaka@ (@ の後ろに,keio.jp をつけてください)です。対面で話すことでより密度の濃い会話ができますが、ウェブ会議での相談も行うことが可能です。これまでの例では、4月頃から研究室に興味を持って頂いた3年生の方もいますし、9月頃に研究室を訪ねてきた1年生の方、2月頃に研究室を訪ねてきた2年生の方もいます。
当研究室の研究内容や雰囲気を知るための紹介動画(要keio.jp認証)






ほか,教授の田中の講演動画,研究室メンバーの講演動画に興味をお持ちの皆様は,トップページの動画をごらんください.
大学院修士課程,博士課程(社会人ドクター含む),日本学術振興会特別研究員(PD)にて当研究室への参画を希望する皆様へ
当研究室に興味がある方は,まずは,教員(田中宗)までメールで連絡してください.メールアドレスは,shu.tanaka@ (@ の後ろに,appi.keio.ac.jp をつけてください)です.
対面での研究室見学やウェブ会議での相談も行うことが可能です.
共同研究等をご検討くださる企業の皆様へ
当研究室では,量子アニーリング等イジングマシンに関する研究活動を積極的に推進しております.これまでも複数の企業の方々とともに産学共同研究を展開し,多くの実績を挙げて参りました.以下の項目や関連する内容について共同研究等の取り組み,あるいは技術相談等に興味を持ってくださる企業の方は,田中までメールにてご連絡ください.メールアドレスは,shu.tanaka@ (@ の後ろに,appi.keio.ac.jp をつけてください)です.
- イジングマシンのアプリケーション探索
- イジングマシンにおける内部アルゴリズム開発,ソフトウェア開発
- 次世代イジングマシンハードウェア設計に資する理論研究
以下,産学共同研究の成果の一部をご紹介いたします.