田中宗研究室

当研究室は慶應義塾大学理工学部物理情報工学科にて2020年4月1日に開室しました。

当研究室では現在、量子アニーリング等イジングマシンに関係する様々な研究を進めております。量子アニーリング等イジングマシンのハードウェア開発やソフトウェア開発、内部アルゴリズム開発につながる研究開発や、応用探索につながる研究開発を、多くの企業や大学、研究所の方々とともに行っております。統計力学や量子力学といった物理学の知見に加え、情報科学や情報工学の知見を総動員して研究開発を進めています。更に最近は、ゲート式量子コンピュータに関係する研究も開始いたしました。

田中宗のサイトはこちらをご覧ください。

当研究室に興味をお持ちの皆様へ

田中宗の連絡先はこちらをご覧ください。

当研究室への参画を希望される皆様へ
物理情報工学科の学部3年生で当研究室に興味がある方や、大学院修士課程、博士課程(社会人ドクター含む)、日本学術振興会特別研究員(PD)にて当研究室での研究活動を希望する方は、教員(田中宗)までメールで連絡してください。対面での研究室見学は現在困難な状況ですが、ウェブ会議での相談も行うことが可能です。2020年度の例では、4月頃から研究室に興味を持って頂いた学生の方もいます。

慶應義塾内限定公開ですが、慶應義塾大学理工学部2020年度教授・准教授就任講演会の講演動画もご覧ください[link]。

企業の皆様へ
当研究室では現在、量子アニーリング等イジングマシンの研究活動に力を入れております。これまでも複数の企業の方々とともに産学共同研究を展開し、多くの実績を挙げてまいりました。以下の項目や関連する内容について共同研究などの取り組み、あるいは技術相談等に興味をお持ちの方は、田中までメールにてご連絡ください。

  • イジングマシンのアプリケーション探索
  • イジングマシンにおける内部アルゴリズム開発、ソフトウェア開発
  • 次世代イジングマシンハードウェア設計に資する理論研究

これからの予定

お知らせ

2021/4/1(木)
准教授の田中、博士課程(社会人ドクター)1名(菊池)、学部4年生(大坪、高橋、服部、山下)の6名体制で新年度を迎えました。

2021/3/19(金)
准教授の田中が情報処理学会第83回全国大会にて「量子技術を用いた次世代アクセラレータ」と題する講演を行いました。また、同大会にて戸川望教授(早稲田大学)、楊天任氏(QunaSys)、松田佳希氏(フィックスターズ)のパネルディスカッション「量子技術を利用した次世代アクセラレータの活用に関して」のモデレータを准教授の田中が務めました。[link]

2021/2/23(火)
准教授の田中が量子アニーリング・イジングマシンプログラミング実践講座(12月11日(金)、1月22日(金)、2月23日(火)開催、情報処理推進機構主催)の第3回の講師を務めました。申し込みサイトはこちら

2021/2/9(火)
准教授の田中がNEDO「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」スクール・ワークショップにて「アニーリングマシンの原理と応用探索、今後の課題」と題する講演を行いました。[link]

2021/1/25(月)、2021/2/1(月)
准教授の田中が筑波大学大学院 数理物質科学研究群 応用理工学学位プログラム・筑波大学大学院 数理物質科学研究科 物性・分子工学専攻にて、イジングモデルと相転移や非平衡現象やイジングモデルと物質科学・情報科学とのつながりに関する集中講義を行いました。

2021/1/22(金)
准教授の田中が芝浦工業大学工学部情報工学科の講義「システムプログラミング」内にて特別講義「量子アニーリング等イジングマシンの研究開発の現状と今後の展望」を行いました。

2021/1/20(水)
当研究室とグルーヴノーツとの共同研究について、プレスリリースが出されました[link]。同内容について、2021年1月22日日本経済新聞 地方経済面 九州版 13面に掲載されました[link]。

2020/12/31(木)
早稲田大学戸川研究室と准教授の田中の共同研究による成果が国際会議IEEE 2021 VLSI-DATに採択されました[link]。

2020/12/19(土)
准教授の田中が量子コンピューティング技術シンポジウム2020 実用化に向けた課題と展望(12月19日(土)開催、情報処理推進機構主催)にてパネルディスカッション「量子コンピュータのこれからを占う」に登壇しました[link](モデレーター:中田敦氏(日経BP日経クロステック副編集長)、パネリスト:藤井啓祐教授(大阪大学)、田中宗(慶應義塾大学))。

2020/12/17(木)
於久太祐学振特別研究員、多和田雅師次席研究院、戸川望教授(早稲田大学)と准教授の田中の共同研究による論文に関するプレスリリースを出しました[link]。

2020/12/16(水)
於久太祐学振特別研究員、多和田雅師次席研究院、戸川望教授(早稲田大学)と准教授の田中の共同研究による論文がIEEE Transactions on Computersに掲載されました。
How to Reduce the Bit-width of an Ising Model by Adding Auxiliary Spins” by Daisuke Oku, Masashi Tawada, Shu Tanaka, and Nozomu Togawa [link]

2020/11/27(金)
早稲田大学戸川望研究室、NTTと准教授の田中の共同研究による論文がIEICE Transactionsに掲載決定となりました。

2020/11/24(火)
戸川望教授(早稲田大学)、白井達彦講師(早稲田大学)と准教授の田中の共同研究による論文がIEEE Accessに掲載されました。
Guiding principle for minor-embedding in simulated-annealing based Ising machines” by Tatsuhiko Shirai, Shu Tanaka, and Nozomu Togawa [link]

2020/11/23(月)〜2020/11/26(木)
第23回情報論的学習理論ワークショップ (IBIS2020) にて、准教授の田中と共同研究を行っている方々が講演を行いました。[link]
・「アニーリングマシンを用いた乗り合いのマッチング最適化」(佐藤由佳氏、工藤和恵准教授(お茶の水女子大学)、 白井達彦講師、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)
・「辞書学習を利用した画像解析」(朝岡日向子氏、工藤和恵准教授(お茶の水女子大学)、 白井達彦講師、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)
・「アニーリングに基づくアルゴリズムによる画像の多値分類」(坂倉佑季氏、工藤和恵准教授(お茶の水女子大学)、 白井達彦講師、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)

2020/11/19(木)
戸川望教授(早稲田大学)、白井達彦講師(早稲田大学)との共同研究による論文がIEEE Accessに掲載決定となりました。
Guiding principle for minor-embedding in simulated-annealing based Ising machines” by Tatsuhiko Shirai, Shu Tanaka, and Nozomu Togawa

2020/11/18(水)
京都大学における情報学領域概論科目「情報通信技術のデザイン」にて、准教授の田中がオンライン講義「量子アニーリング計算機のデザイン」を行いました。

2020/10/30(金)
早稲田大学戸川研究室および富士通研究所、准教授の田中の共同研究による論文がIEICE Transactionsより2021年2月に出版決定となりました。
Solving Constrained Slot Placement Problems Using an Ising Machine and Its Evaluations” by Sho Kanamaru, Kazushi Kawamura, Shu Tanaka, Yoshinori Tomita, Hidetoshi Matsuoka, Kaoru Kawamura, and Nozomu Togawa

2020/10/29(木)
第1回量子コンピューティングEXPO 秋(幕張メッセにて開催)のSigma-iブースにて、准教授の田中が、藤井啓祐教授(大阪大学)、楊天任氏(QunaSys)、山城悠氏(Jij)とともにトークセッションに登壇しました。[link]
YouTube Liveでのオンライン配信もあります。[link]

2020/10/28(水)
グルーヴノーツ主催の「AIの次に必要な量子コンピューティング技術 〜イジングマシンの本質に迫る」にて、准教授の田中が、最首英裕氏(株式会社グルーヴノーツ代表取締役社長)とともにパネリストとして登壇しました。モデレータは田口潤氏(株式会社インプレス編集主幹 兼 IT Leadersプロデューサー)です。[link]

2020/10/26(月)
慶應義塾大学理工学部2020年度教授・准教授就任講演会にて講演した動画が慶應義塾内限定にて見られるようになりました。[link]

2020/10/20(火)
田村亮主任研究員(物質・材料研究機構/東京大学)、棚橋耕太郎氏(リクルート)と准教授の田中が執筆した解説記事「量子アニーリング等イジングマシンの研究開発や人材育成に関する取り組み」が雑誌『研究開発リーダー』(技術情報協会)に掲載されました。
田中宗、田村亮、棚橋耕太郎、研究開発リーダー、Vol. 17, No. 7, pp. 54-58 (2020). [link]

2020/10/16(金)
第1回量子ソフトウェア研究発表会において准教授の田中と共同研究を行っている方々が講演を行いました。[link]
・「温度効果に基づくイジング計算機における埋込アルゴリズム」(白井達彦講師(早稲田大学)、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)
・「量子計算機と古典計算機を動的に協調動作する実行システム設計」(多和田雅師次席研究員(早稲田大学)、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)
・「イジングモデルによる有向グラフに対する誘導部分グラフ同型問題の解法」(吉村夏一氏、多和田雅師次席研究員(早稲田大学)、新井淳也氏、巴徳瑪氏、八木哲志氏(NTTソフトウェアイノベーションセンタ)、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)
・「アミューズメントパーク経路最適化問題を対象としたイジングマシンによる解法と補正処理の評価」(武笠陽介氏、若泉朋弥氏、戸川望教授(早稲田大学)との共同研究)

2020/10/15(木)
早稲田大学戸川研究室と准教授の田中の共同研究による成果が国際会議IEEE ICCE 2021に採択されました[link]。

2020/10/15(木)
准教授の田中が幹事を務める情報処理学会・量子ソフトウェア研究会発足記念講演会「量子ソフトウェアとは何か?」において招待講演を行いました。
量子アニーリング等イジングマシンの現状と課題、今後の展望」[link]

2020/9/28(月)〜2020/9/30(水)
D-Wave Systems主催のQubits 2020にて、准教授の田中と共同研究を行っている棚橋耕太郎氏(リクルート)が講演を行いました。
Development of Feature Selection Module in AutoML by Using D-Wave Advantage” by Kotaro Tanahashi, Toshiaki Uno, and Shu Tanaka(棚橋耕太郎氏、宇野稔章氏(リクルート)との共同研究)

2020/9/27(日)
准教授の田中が2020 International Conference on Solid State Devices and Materials (SSDM2020)のTutorial Sessionsにおいて、量子アニーリング等イジングマシンの研究動向と将来展望に関するチュートリアル講演(招待講演)を行いました。
Basics and Applications of Quantum Annealing and Its Related Technology” [link]

2020/9/23(水)
准教授の田中が幹事を務める情報処理学会・量子ソフトウェア研究会においてセミナー講演を行いました。
量子アニーリング等イジングマシンの研究開発の現状と展望」[link]

2020/9/23(水)
准教授の田中が、日経クロステック主催のDigital Twin&Transformation Forum 2020 on webにおいて、量子アニーリング等イジングマシンの研究動向や将来展望に関するセミナー講演を行いました。[link]
5年後のDXに欠かせぬ相棒、量子アニーリングの大きな可能性
イベント後の記事はこちら

2020/9/15(火)
准教授の田中が第84回半導体・集積回路技術シンポジウムにて招待講演を行いました。
イジングマシン分野における研究開発の現状と展望」[link]
松田佳希氏(フィックスターズ)との共同発表です。

2020/9/8(火)
准教授の田中がDAシンポジウム2020 -システムとLSIの設計技術-にて招待講演を行いました。
イジングマシンの基礎理論から応用探索まで:現状と将来展望」[link]

2020/8/20(木)
准教授の田中がJournal of the Physical Society of Japan (JPSJ) のNews&Commentsに寄稿しました。
Deeper Understanding of Constrained Quantum Annealing from the Perspective of the Localization Phenomena” [link]
この記事は、工藤和恵准教授(お茶の水女子大学)の論文”Localization in the Constrained Quantum Annealing of Graph Coloring”の紹介記事です。

2020/8/3(月)
准教授の田中が幹事を務める量子ICTフォーラム量子コンピュータ推進委員会にてセミナー講演を行いました。
量子コンピューティング研究開発人材を増やすために:未踏ターゲット事業、産学共同研究の取り組み」[link]

2020/7/27(月)
山城悠氏(Jij)と粟島亨氏(豊田通商のエレクトロニクス技術・投資戦略グループ グループリーダー)へ准教授の田中が取材を行った記事がQmediaに掲載されました。
研究と産業応用のギャップを埋めるには?~Jijと豊田通商に聞く、社会実装へのヒント~」[link]
QmediaはQunaSysが運営する量子技術に関するwebメディアです。

2020/7/16(木)
白井達彦講師(早稲田大学)と准教授の田中が執筆した論文をarXivにアップロードしました。
Quantum annealing in a disordered Ising chain with tuned inhomogeneous transverse field” [arXiv: 2007.07439]

2020/6/12(金)
准教授の田中が慶應義塾大学量子コンピューティングセンター(KQCC)のセミナー講演を行いました。
量子アニーリングマシンをはじめとしたイジングマシンの特徴、応用事例」[link]

2020/6/5(金)
准教授の田中が監修を務めた活動について、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)からプレスリリースが出ました。[link]
計9社(株式会社 KDDI 総合研究所、住友商事株式会社、株式会社野村総合研究所(NRI)、株式会社 Jij、株式会社フィックスターズ、株式会社 Quemix、株式会社日立製作所、日本電気株式会社(NEC)、富士通株式会社)からなるイジングマシンの実証実験について記載されています。田中はMCPCの顧問を務めています。

2020/5/10(日)
藤井啓祐教授(大阪大学)、白井達彦講師(早稲田大学)と准教授の田中が共同執筆した記事が日本物理学会誌に掲載されました。
量子アニーリングや関連技術のいまと未来 — AQC2019報告」日本物理学会誌 75-5, 299-302 (2020). [link]

2020/4/1(水)
慶應義塾大学理工学部物理情報工学科に当研究室を開室しました。